kunaiの与太話

ITとか与太話とか

無料化する株主総会

無料化している株主総会

6月下旬。株主総会シーズン。

最近はスマホでいつでも投稿できるし、ブログは無料で使えるし…で環境面も整っているせいか、株主が株主総会の内容をTwitterやブログに投稿。 それがまとめサイトでまとめられ、それが株主ではない一般の人にも閲覧され、実質的に株主総会の内容がフリー素材に近い状態になっていたりする。

Twitter株主総会の内容を投稿している人は総会に参加している、つまり、自分の資金を使って(銘柄にもよるけど金額 的には安くはない)株を買っている。 総会は株主でなければ参加出来ないので、本来ならば株主のみが知り得る情報をタダで非株主(一般の人)に提供していることになる。 経済的な視点から考えると自分の優位性を捨てているのと同じことになる(大した優位性ではないけど)。

そもそも何で株主総会を実況するのか?(総会の内容を投稿するのか)

Twitterに投稿する理由は投稿者本人でないと理解できないので推測(妄想)だけど、SNS的な面から考えれば

  • RTされる
  • ふぁぼられる

のは快感なので、それ目的なのかな…と推測(妄想)。

つまり、 株を買うためのコスト(主に資金的な意味)と引換えに得られる情報 < SNS(Twitterとか)やブログに投稿することで得られるもの …となってしまうんだけど(単純に考えると)、現代の承認欲求というか自己顕示欲って凄いんだなぁ、と思ってみる。

承認欲求や自己顕示欲を利用したエネルギー変換

で、投稿内容はネットワークのトラフィック(TwitterFacebookGoogle等へのアクセス)を生み出し、同時にそのトラフィックからネット広告による経済活動が発生する訳なんだけど、そう考えると、メディアとネットワークと人間の承認欲求(自己顕示欲かな?)を上手く利用すると経済的に儲かる…という謎の与太話的な妄想を脳が出力。

自分はキャラクターショー(ヒーローショーとかプリキュアショーとか)へよく行くけど、わざわざ時間やらお金やらを使った結果(例えば写真とか動画とか)をTwitterとかSNSに投稿してる人は多いんだけど、別に投稿者に収益が発生する訳でもないんだけど、投稿するという現象は現実としてある。

で、与太話的な妄想の流れを考えると、

人の承認欲求や自己顕示欲の業は深い (つまり、ビジネスチャンスであり、それを上手く使ったマーク・ザッカーバーグは凄い)

となる。

は、人間の承認欲求や自己顕示欲を上手く使ったエネルギー変換なのかもしれない。

水力発電太陽光発電の様に、人間の承認欲求や自己顕示欲を利用した発電システムを構築できれば、金融的なエネルギー問題は地味に解決できるのかもしれない。
(個人や小さな組織といった、局所的にしか解決できないけど)